

ジュニアシートの購入を検討されている方のために、現在発売されているISOFIX対応ジュニアシートおすすめ12選をまとめました。
なぜ、ISOFIX対応ジュニアシートなのかというと、シートベルト固定式のジュニアシートを使用していた時に、子供ごとジュニアシートが落下した経験があるからです。
その時の詳しい話や、実際に購入した「アップリカ」のISOFIX対応ジュニアシートのレビューもご紹介します。
ISOFIX対応ジュニアシートおすすめ12種類の各特徴をまとめてありますので、購入の参考にしてください。
「おすすめのISOFIX対応ジュニアシート12選」を今すぐ見たい方は、こちらをクリック
子供がジュニアシートごと落下!ISOFIXがおすすめな理由
今思い出してもゾッとする話です。
長男が2歳後半の頃、チャイルドシートからジュニアシートに替えました。
チャイルドシートは最新のISOFIX対応のものを購入したのですが、ジュニアシートはご近所さんにシートベルト固定タイプをお下がりでもらえ、ラッキー♪と思っていました。

赤信号でブレーキをかけた時でした。
後ろから「ガタンっ」と音がして、長男の「痛い!」という声がしました。
「え?」と思い、振り返って見ると、運転席の後ろの後部座席のジュニアシートに座っていた長男が、なんとジュニアシートごと座席の下に落下してるではありませんか!
「痛い」と言ったから、ジュニアシートの下や運転席との間に手や足が挟まってるのではないかと思い、パニック状態でブレーキを踏んだままチェック。
幸い、どこも怪我はなさそう。
停車して直すような場所もなく、あと少しで家だったので、そのままの状態で低速でなんとか家まで帰りました。

ジュニアシート落下の原因は、シートベルトが外れていたことだった

(イメージ写真)
家に着いて見てみると、ジュニアシートを固定する後部座席のシートベルトが外れていたのです。

ちょうど第二子を妊娠したばかりで、ジュニアシートの乗り降りは自分でしてもらうようにしていました。
すると、好奇心旺盛で言う事を聞かない盛りの2歳男児。なかなか車から降りず、後部座席で遊び出したのです。
たぶんその際に、ジュニアシートを固定していたシートベルトを外してしまったんだと思います。
もちろん運転前にきちんとチェックをしなかった私が悪いのですが、ノンストップ乳幼児を連れて急いでいる時など、誰でも見落とす危険があります。
また、ジュニアシート(幼児用補助装置)は法令で6歳未満まで使用が義務付けられているものです。
もっと手が長くなってきたら、最悪運転中に自分で外してしまうかもしれません。いたずら好き男児は何をするか分かりません。
ジュニアシートのシートベルト固定は不安定
ジュニアシートをくれたご近所さんがいたので、直すのを手伝ってもらったのですが、きちんとシートベルトで固定しても、ジュニアシートを引っ張ったりするとグラグラ動くことに気づきました。
別に壊れているわけではなく、シートベルト固定とはそんなものだそうです。ちなみにメーカーは誰もが知ってる、日本の超大手ベビーメーカーです。
ご近所さんはズレるので、ジュニアシート の下にタオルを敷いていたと言っていました。
もちろん安全テストなどきちんと行われて販売されているものなので、問題ないんでしょうが、ISOFIXのチャイルドシートは動かそうと思ってもビクともしなかったので、シートベルト固定式のシートが動くことに驚きました。

と、先程のジュニアシート落下の恐怖を思い出し、不安になりました。
もしもの時に安全を守れないのなら、ジュニアシートをつける意味はない
なんとなく「法令で義務付けられてるから付けてる」という方は多いと思います。
チャイルドシートと違い、ジュニアシートは腰だけ固定するような安価な物も売っています。
「まさか自分達は事故に合うことなんかないだろう」と、安さを優先して購入される方もいるかもしれません。
でも、事故っていつ何時起こるか分からないものです。
その万が一の時に、子供の命を守るジュニアシートが役に立たなければ、付けている意味がありません。

ISOFIX対応ジュニアシート12選!おすすめをご紹介

そして2020年春、ついに今までISOFIX対応ジュニアシートの販売をしていなかったジュニアシート大手メーカー「コンビ」からISOFIX対応ジュニアシートが発売されました!
それ以外のISOFIX対応ジュニアシートは、2019年以前に販売されているので、その中からおすすめのISOFIX対応ジュニアシートをご紹介しています。
購入の参考になればと、特徴をまとめましたのでご覧ください
以下の3タイプに分けています。
- ISOFIX・シートベルト固定のどちらもできる「デュアルタイプ」&「シートを洗濯機で丸洗いできる」タイプ
- ISOFIX・シートベルト固定のどちらもできる「デュアルタイプ」
- その他
ISOFIXとシートベルト固定のどちらもできる「デュアルタイプ」であり、「シートカバーを洗濯機で丸洗いできる」機能を合わせ持つのは、2製品だけです。
①cybex ジュニアシート ソリューション S フィックス
サイベックスシリーズの最新ジュニアシート!
- 3歳頃から12歳頃まで
- 洗濯機で洗える
- シートの座面に通気孔があり、暑い日でも快適なシート
- 3段階のリクライニングで機能で、子供が眠ってしまっても頭が前に倒れない
- 大きな事故につながりやすい、側面からの衝撃から守る。
- 3年間の製品ロング保証
- ISOFIXでも3点式シートベルトでも取付け出来るデュアルタイプ
ココがおすすめ
ジュニアシートのカバーは大きいので、手洗いするのはなかなか大変です。
洗濯機で洗えることは、とてもポイントが高いです。
特にジュニアシートの対象年齢の子供は、トイレトレーニング中や、オムツを卒業した頃で、お漏らしをする可能性がまだまだあります。

②マキシコシ<ロディフィックス エアプロテクト>
- 4歳頃~12歳頃まで
- リクライニングが可能で、子供が眠ってしまっても起こさずにそのまま楽な姿勢を保てる
- 米国衝突試験センターとの共同開発で生まれたAirProtectによる衝撃吸収エアークッションの働きで、子供の頭部を側面からしっかりと守る
- ISOFIXでも3点式シートベルトでも取付け出来るデュアルタイプ
- 洗濯機で洗える
「デュアルタイプ」はISOFIX・シートベルト固定のどちらでも固定できます。
これから車を買い替える予定のある方や、車を複数持っていて、ISOFIXに対応していない車種がある場合などは、どちらでも使える「デュアルタイプ」がおすすめです。
③リーマン<カイナ ハイバックISOFIX>
- 3歳から11歳まで
- ISOFIXでも3点式シートベルトでも取付け出来るデュアルタイプ
- 通気性のよい3Dメッシュ生地
- すべてのファブリックパーツが外して洗える
- 低座面・低重心構造なので、頭部の位置が低くなり衝突時の傷害リスクを軽減できる
- サイドガードが頭部をしっかり支え、首カックンを防止
④タカタ <312アイフィックスジュニア>
- 3~12歳まで
- 側面衝突を考慮したサイドガードでしっかり守る。
- 使わないときはコンパクトに収納できるワンタッチ折りたたみ機能付き。
- コネクターを収納する事でシートベルト固定でも取つけできる「デュアルタイプ」
- メッシュで通気性がよく、子供が汗をかきにくい
⑤タカタ <チャイルドガードジュニア>
- 3~12歳まで
- 欧州で2つのデザイン賞を受賞。ドイツの安全性能試験機関で高い評価を受けたジュニアシートの日本向けモデル。
- エアバッグに採用されている独自開発の「AIRPAD」を搭載。
- 使わないときはコンパクトに収納できるワンタッチ折りたたみ機能付き。
- コネクターを収納する事でシートベルト固定でも取つけできるデュアルタイプ
⑥日本育児 <トラベルベスト ECフィックス>
- 1歳頃~7歳頃まで
- 背もたれは通気性の良い3Dメッシュ生地。
- 使わない時は座面をたため、コンパクトに持ち運べる。
⑦TMJ(ティーエムジェイ) <NENNE ネンネ>
- 1歳頃から11歳頃まで
- 通気性に優れた3Dメッシュ素材。
- ドリンクホルダーを左右どちらにでも取付ができる。
- ISOFIXでも3点式シートベルトでも取付けできる「デュアルタイプ」
⑧Cybex サイベックス <アウラフィックス>
- 9ヶ月〜12歳頃まで
- 二重構造のシート側面で、衝突時の衝撃から守ります
- ISOFIXでも3点式シートベルトでも取付けできる「デュアルタイプ」

⑨アップリカ(Aprica) <ISOFIXジュニアシート フォームフィット>
- 1歳頃から11歳頃まで
- 快適な姿勢を保つ、ムービングシート。
- 3歳頃になるまでしっかり姿勢をサポートするクッションを腰部に搭載。姿勢がずれにくい。
- 万一の衝撃からも子供を守るために、しっかりとした一体型ボディを採用。
- 衝撃吸収材「マシュマロGキャッチ」が衝撃を吸収し、頭部への負担を軽減。
手洗い可能→
〈シートカバー、肩パッドカバー、股ハーネスカバー、トップテザー保護パッドの洗濯〉
ネット使用で洗濯機洗い可能→
〈ヘッドサポートカバー、サイドサポートクッションの洗濯〉
2020年NEW!
⑩コンビ ISOFIX セイブトレック エッグショック TA
永らくISOFIX対応ジュニアシートを販売しなかった「コンビ」
2020年、ついにISOFIX対応ジュニアシートが販売されました!
子供の成長に合わせてフィットすることを売りにしている商品です。
- 1歳頃から11歳頃まで
- 成長に合わせてぴったりフィットするシート
- 超・衝撃吸収素材「エッグショック」で、子供の頭部をしっかり守る
- ヘッドレストが9段階調整できる
- 4段階リクライニングするシート
- 手洗いできるウオッシャブルシート
おすすめ!
⑪GMPインターナショナル ブリタックス・レーマー<アドバンザフィックス3 シクト>
- 9ヶ月~12歳 衝突時に発生する前方への移動エネルギーを下方向に転換させることで、頭部の移動距離を大幅に減少させる独自のシステム「PIVOT LINK」を搭載 側面衝突対応SICT装備
- シートカバー部を全て洗濯機で丸洗い可能
- イギリス「ブリタックス」とドイツ「レーマー」の共同開発ブランド
- 緑・紫・赤・青など、色のバリエーションが最も多くおしゃれ

⑫Cybex サイベックス <ソリューションQ3フィックス>

- 3歳~12歳まで
- 「ヘッドプロテクター」「リニア・サイドインパクトプロテクション」「ショルダープロテクター」の3つのプロテクターが連動して、子どもの繊細な頭部・頚部・上体をしっかり守る。
- エアベンチレーションシステムを搭載しており、通気性が高い。
わが家がジュニアシートにISOFIX対応の「アップリカ」を選んだ理由

①1歳から11歳まで使用可能だったから
当時子供が2歳だったので、1歳から対象のものにしました。
法令義務は6歳未満ですが、身長が140㎝になるまでは、補助器具なしでシートベルト着用するのは難しいそうです。

②きちんとした姿勢で座れる
肩ベルトがフィットしており、眠っても前にダラーンと倒れることがありません。
眠った時はリクライニングも可能。載せたまま、レバーで簡単にリクライニングできます。
③側面にガードがある
側面がガラ空きのものは、万が一側面から衝突した時に守る物がなく怖かったので、側面にガードがあるものにしました。
④デザインがおしゃれ
黒いジュニアシートが多い中、差し色がラズベリーかブルーでありオシャレです。ブルーにしましたが、色も形も可愛いです。
アップリカのISOFIX対応ジュニアシートを使用した感想
使用し出して半年近くなりますが、子供も快適そうに座ってますし、デザイン・使い勝手も良く、特に不満はありません。
本当に座ってる姿勢が綺麗で、そこは私が重視しているポイントなので、とても満足しています。
敷いて不満を挙げるなら、洗濯機で丸洗いできないことぐらいでしょうか?
前に使っていたジュニアシートより、高さがあって、最初の数週間は子供が自分で登れなくなり焦りましたが、背が伸びたのかコツを掴んだのか、すぐに登れるようになりました。
価格は高い方でしたが、約10年間使えることと、前述の通り、子供の安全を守ることを考えたら、妥当な金額だと思っています。
ジュニアシートはネット購入がおすすめ
ジュニアシートを購入しようとまず店舗に見にいったのですが、店舗は探してる商品が置いてなかったり、購入しようと思った商品もお取り寄せで待たされました。
もし購入される商品が決まっているなら、ジュニアシートは大きくて重いので、ネット購入が早くて、持ち帰る手間もなく便利です。
ジュニアシートはISOFIX対応で子供を守ろう
色んな価格や機能がありますが、もしもの時に子供の命を守るのが、ジュニアシートです。
これからジュニアシートを購入される方で、車がISOFIX対応の方は、迷わずISOFIX対応のジュニアシートを購入されることをおすすめします。
もし車を二台持ちなどで、「片方はISOFIXに対応してない」という場合も、デュアルタイプという、ISOFIXとシートベルト固定の両方が使えるタイプのものもあります。
